1. なぜ内蔵SSDのアップグレードは「損」なのか?
こんにちは!ナウノスです。
前回のPC選定記事で、私はMacBook Airの内蔵SSDをあえて512GBに抑え、そのアップグレード費用(約3万円)を「外付けSSDへの投資」に回す決断をしました。
なぜなら、動画編集において内蔵ストレージを増やすのは、費用対効果が悪く、リスクも伴うからです。
今回は、私がその3万円の予算で何を購入し、何を基準に選んだのか。動画編集の快適さを左右する「外付けSSDの賢い選び方」を徹底解説します!
2. 失敗しないための大原則:速度を決める「NVMe規格」の重要性
外付けSSDを選ぶ際、最も重要なのは「容量」ではなく「転送速度」です。この速度が遅いと、FCPでの編集中に動画がカクつきます。
転送速度の差は「規格」で決まる
SSDには種類がありますが、動画編集で最低限必要なのはNVMe(エヌブイエムイー)という高速規格です。
| 規格 | 理論上の速度 | 適している用途 |
| SATA接続 | 約500MB/秒 | 一般的なファイル保存、写真のバックアップ |
| NVMe接続 | 約1,000MB/秒以上 | 動画編集(FCPのライブラリ保存)、4Kデータの転送 |
【結論】 予算が許す限り、NVMe規格のSSDを選んでください。これが動画編集を快適にするための最低ラインです。
3. 【費用対効果比較】内蔵SSD vs 賢い外付けSSD投資
前回の記事の結論を、具体的な費用とメリットで裏付けます。
| 比較対象 | 容量 | 費用目安 | 最大のメリット |
| ① 内蔵SSD (純正カスタム) | 1TB | 約30,000円 (追加費用) | ケーブル不要。 |
| ② 外付け NVMe SSD (推奨) | 1TB | 約15,000〜20,000円 | 費用が安い、データとPC本体の分離による安定性。 |
私は内蔵アップグレード費用3万円の代わりに、高性能な外付けSSDを購入しました。 これにより、予算をさらにFCPやバックアップ用HDD等に回すことが可能になりました。
4. コストと拡張性を両立させる「完成品」と「自作キット」の比較
外付けNVMe SSDを購入する際、あなたは2つの選択肢があります。長期的なコスト削減を考えるなら、自作キットも視野に入ってきます。
選択肢A:初心者向け!完成品の外付けSSD
- メリット: 届いてすぐ使え、メーカー保証も安心。
- デメリット: 容量を増やしたい場合、ケースごと買い替えになり、コストがかさむ。
- おすすめ製品:
選択肢B:長期的なコスト削減に最適!M.2 NVMe 自作キット
- メリット:
- 安価: 完成品より数千円安く済むことが多い。
- 長期コスト削減: ケースは一度買えば、中身のSSDだけを入れ替えて使い続けられるため、将来2TBや4TBにアップグレードする際のトータルコストが大幅に削減できる。
- データ退避: 古いSSDもそのままデータ保管用として使える。
- デメリット: ドライバー不要のものが大半ですが、SSDをケースに組み込む手間がかかる。
- おすすめ製品:
5.【重要】安すぎる「ノーブランド品」は絶対NG
Amazonで見かける「2TBで5,000円」といった激安SSD。これらは、中身が偽物のSDカードだったり、すぐに壊れてデータが消えたりする詐欺まがいの製品が混ざっています。 動画データはあなたの資産です。必ずSanDisk、Samsung、Buffalo、Crucialといった一流メーカーのものを選んでください。
6. まとめ:賢く選んで快適な編集を
内蔵の容量はOSとアプリ専用、編集データは外付けの高速NVMe SSDへ――これが動画編集を長く続けるための鉄則です。
この選定基準に従って投資することで、あなたのMacBook Airは価格以上の性能を発揮し始めます。
外付けSSDの準備が整いました!これでFCPの動作を安定させるための「データ分離」の土台が完成です。
買った後の設定方法はStep 5で教えます。
「でも、いきなり高いソフトを使いこなせるか不安…」という方、ご安心ください。次のステップでは、Macに最初から入っている「iMovie」を使って、リスクゼロで編集デビューする方法を解説します。


コメント